令和5年3月25日 卒園児母
卒園式が終わり、園庭の桜が満開となった今日
こばと幼稚園で過ごしたこの4年間を、嬉しい気持ちと少しせつない気持ち、これから始まる新たな小学校生活への期待と不安の入り混じる想いで、振り返っております。
4年前、こばとの園庭を初めて踏んだ日は、まだおむつの取れない小さな娘と一緒でした。
プレの時間に、お外で活動する元気いっぱいの園児たちを見て、うちの子は本当にこの幼稚園でやっていけるのだろうか・・・
と思いながら、園庭を眺めていたことを昨日のことのように思い出します。
入園がもうすぐと差し迫った頃、コロナが全世界を震撼させました。
どんな病気かもわからないコロナのニュースに日々翻弄され、これから始まる園生活がどのようなものになるのか不安でいっぱいの中、年少さんの生活が始まりました。
それでも日々は過ぎ、娘は幼稚園に慣れ、お友だちや先生の名前をお家で語るようになり、ものすごい早さでいろいろなことを1人で出来るようになっていきました。
そして、コロナ渦の生活にも慣れた頃、なんとも身勝手な親心で、
娘の園での生活をもっとみたい!
園の行事やイベントは極力やってほしい!
という気持ちになっていきました。
その気持ちを汲んでくださったかのように、こばと幼稚園の園長先生をはじめ先生方は、子供たちの成長は1年1年が一度きりという想いのもと、行事やイベントを試行錯誤されながらも積極的に行ってくださいました。
コロナで翻弄された3年間であったにも関わらず、こばと幼稚園での行事やイベントでの思い出と、娘の成長の姿がたくさん心に残りましたこと、本当に感謝しております。
年少さんの生まれて初めての運動会、娘は一生懸命走っていました。
年中さんの参観日、娘はお友だちと共に大きな声を出しながら、家では見たことのない眼差しで、未完成の体操に挑戦していました。
年長さんの最後の夢フェスタでは、娘がこの4年間で大きく大きく成長してくれたことを感じる姿を涙なくしては見れませんでした。
日々繰り返しの毎日に辟易することもありますが、親にとって見過ごしたくない子どもの成長をいっぱい見ることが出来ました。
子どもにとっても親の私にとっても、こばと幼稚園で過ごした日々はかけがえのない宝物です。
このコロナ渦の3年を経て、無事に、そしてこんなにも娘の成長にお力添え頂き卒園出来たこと、本当に本当に感謝しております。
園長先生、先生方、お友だち、保護者の皆様方、皆様に心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。