令和6年度 卒園された保護者の皆様からの声_ 4

2025/10/30お知らせ

令和7年4月9日 卒園児母

我が家は共働きのため、生後6ヶ月からつくば駅のビルの最上階にある保育園に娘を預けていました。ビルの中の保育園のため、園庭はほんのわずかなスペースで、園児も5歳児クラスまでの全員で30人程でした。特に何か問題があったわけでもなく、保育園でありながらカードのスピード記憶や英語に力を入れている教育志向の保育園でした。親の通勤との兼ね合いにも便利で、他の園に移ることなど考えてもいませんでした。

そんな時、保育園の運動会を観にきた牛久の義母が「こばと幼稚園とは全然違うわねえ。。。」と呟いたのです。気軽な気持ちでどう違うのか聞いたところ、こばと幼稚園の運動会では園児が統制のとれた動きをして体操を披露したりするというのです。幼稚園児にそんなことができるのか半信半疑でホームページを見てみると、体操を主軸に読み書き・計算・音楽などさまざまな指導を行っていることがわかり、夫が卒園者でもあったことから、見学に行きました。見学に行くと、すれ違う先生方が皆笑顔で挨拶をしてくださるのはもちろん、すれ違う園児も皆、ニコニコ顔で話しかけてくれました。授業をしている部屋では、案内の事務長の合図で園児が見知らぬ私たちにきちんと声を揃えて「こんにちは!」と言ってくれました。驚き、衝撃を受けました。見学してすぐに、娘をこばと幼稚園に通わせることに決めました。通勤の経路からは少し寄り道が必要でしたが、朝早くから夕方までお預かりを実施していることや、お預かりの時間に園内で習い事ができることなども決め手になりました。

3年間通った今(いや、いつも)思うことは「娘をこばと幼稚園に通わせて良かった」ということに尽きます。その理由は「読み書きができるようになったこと」でも「計算ができるようになったこと」でも「逆立ち歩きができるようになったこと」でもありません。これらのことができるようになったことは、もちろん、大変喜ばしいことではありますが、上記のことを身につける過程で「最後まで目標に向かって努力し頑張ること」ができるようになったことが、本当に凄いことだと思っています。また、お友だちと競争しつつも、自分よりも計算や体操ができる子のことを「〜ちゃん、もうそろばんなんだよ!もうマットなしなんだよ!凄いよね!」と尊敬する心や、みんなよりも少し体操や跳び箱が苦手な子のことを「〜くんが、なんと、今日、跳び箱6段飛べたんだよ!」と応援する心が、自然と養われていることにいつも感心していました。このような精神は言い聞かせや、付け焼き刃の教育で身につけられるものではなく、日々の過ごし方や声かけで養われていくものだと思います。全ては、こばと幼稚園の園長先生はじめ、先生方のおかげです。体格も性格も違う子供たちに寄り添い、これだけの教育成果をあげるには、先生方にも相当の努力が必要なことと思いますが、今後もこばと幼稚園の教育を継続・進化させて、日本の未来を担う子供たちに提供していただきたいです。

3年間、本当にありがとうございました。

 

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