令和7年4月11日 卒園児母
卒園式の当日、制服を着た娘をみて「ぶかぶかだった入園式の頃が懐かしいね。」と話しながら三年間の成長をしみじみと感じました。今日で最後になる制服姿の娘をみていると目頭が熱くなりました。
こばと幼稚園へ入園し、その成長に驚かされたことは沢山あります。
例えば、苦手な食べ物が食べられるようになりました。年少、年中ではほとんど食べられない日があり、担任の先生に相談したこともありました。そんな娘が年長になり、色々な食材を食べるようになりました。おかわりしたよ!と帰ってきた時は、ハイタッチをして一緒に喜びました。
娘は人前で話すのが苦手な性格です。年少の頃はお当番がまわってくる度に、緊張しながら登園していました。ですが年中、年長と学年が上がるにつれて変化がありました。大きな声で返事ができるようになり、段々と成長している姿を保育参観でも見せてくれるようになりました。ペップ保育の時には積極的に手を挙げていました。自信に溢れた表情を見られた日はとても嬉しかったです。
また、この3年間を過ごすなかで諦めない心や仲間を応援できる思いやりの心が育ったように思います。体操で新しい技を学ぶと、家で練習を繰り返していました。何度も何度も挑戦する姿をみて、どうしたらこんなに強い心が育つのだろうと感心しました。お友だちも一緒に頑張っているから頑張れる、辛い時もあるけど友達と一緒だから楽しい、〇〇ちゃんが出来そうだから応援したい、など色々な話をしてくれました。環境が子どもの心を育てていくのだな、と実感しました。
この3年間、充実した幼児期を過ごすことができました。ひとえに、先生方の絶え間ない工夫と努力があったからだと感じています。一人一人の子供の特性をじっくりと見てくださる先生方に出会えたことは幸せなことだと思っています。娘の性格を理解し、寄り添い、抱きしめて、励まし続けてくださったことはずっと忘れることはできません。応答的に向き合ってくださった先生方には心から感謝しております。私自身にも沢山の学びがある3年間となりました。本当にありがとうございました。
卒園を思うと今も寂しい気持ちでいっぱいです。沢山支えていただいた3年間でした。これからも親子共々、こばと幼稚園で学んだことを大切に過ごしていきます。
職員の皆様は忙しい日々かと存じますが、お身体を大切に充実した時間を送ってくださること、そしてこばと幼稚園の益々のご発展を心より願っております。




