令和5年4月3日 卒園児母
ぴよこクラブからの4年間、こばと幼稚園にお世話になりました。
従兄がこばと幼稚園に通っていた関係で、入園前からこばと幼稚園の様子は見聞きしており、
「とっても良さそうな幼稚園だな」と感じていましたが、
市外にある我が家からこばと幼稚園までは遠い為、幼稚園選びの際にとても迷いました。
しかし、こばと幼稚園の運動会と夢フェスタを実際に見させていただいた際、年長さんの立派な体操発表に感動し、「やっぱりこばと幼稚園でお世話になろう!」と決心しました。
同時に「あと数年で娘もこんな風に立派な年長さんになれるのだろうか?」と感じたことも思い出されます。
ぴよこクラブに入ってからは、大好きな先生とお友だちに囲まれ、毎回とても楽しそうに参加していました。
幼稚園とお友だちが大好き過ぎて、クラブが終わった後も園庭で遊び続け、お昼の時間が過ぎてもなかなか帰ろうとせず、ママたちだけグッタリ、なんてことも今では良い思い出です。
ぴよこクラブももうすぐ卒業、となった時に突如『コロナ禍』になり、大好きな幼稚園に行けなくなってしまいました。
得体の知れないウイルスへの恐怖や不安、混乱の中で始まった幼稚園生活。
幼い子供たちがマスクを強いられる生活にかわいそうだな、と思う事も多くありました。
けれど、そんな中でも「ママ、見て‼」と覚えたてのアザラシやブリッジを嬉しそうに披露してくれる娘に、こちらが元気を貰うこともありました。
その後、側転やブリッジ回転、前回転など、次々と高度な技を覚えていく姿に驚かされる3年間でした。
そんな体操大好きな娘ですが、『逆立ち歩き』には苦戦している様子でした。
年長さんの秋、逆立ち歩きの距離がなかなか伸ばせず、悔しそうに家でもよく練習していました。
逆立ち歩きのテストがあった日の帰り、車の中で
「◯◯ちゃんは◯メートル合格したんだよ!でも、私はダメだった、、、」と涙した事もあります。
でも、必ずこの壁を乗り越えてくれると信じ、応援し続けました。
その結果、最後の夢フェスタでは立派な体操を披露してくれました。
数年前の夢フェスタで見た『立派な年長さん』に、娘もなれたのではないかと思います。
また、入園前の不安の一つが給食についてでした。
入園した頃は、偏食かつ少食の娘が給食をちゃんと食べられるか心配していましたが、
年少さんの時の担任の先生と副担任の先生の巧みなお声掛けのお陰で、年少さんの終わりの頃には完食できる日が多くなりました。
その後、年中さん、年長さんの各担任の先生方もお声掛けを続けてくださったお陰で、年長さんの3学期には完食しなかった日のほうが珍しい、という状態になりました。
先生方には大変感謝しております。
具体的に体操と給食についてだけを書きましたが、もちろんこれだけではなく、娘はこばと幼稚園にて心身共に大きく成長させていただきました。
娘をここまで成長させてくださった先生方、職員の皆様、そして園長先生。
元気過ぎる娘と仲良くしてくださった沢山のお友だち。
親子共々大変お世話になりました。
4年間ありがとうございました。
自宅から遠いと懸念していたこばと幼稚園までの道のりですが、
幼稚園の行き帰りの車の中での二人きりの時間は、今振り返ればとても貴重で、私にとって幸せな時間でした。