子供たちのやる気を引き出す
言葉の力
教育方針である夢育の一環として2019年度からペップトークを導入。
全国初のペップトーク実践幼稚園としてペップ保育に取り組んでいます。
ペップトークとは?
「Pep」は英語で、元気・活気・活力という意味があり、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手たちを励ますために短くて、分かりやすく、ポジティブな激励の言葉を贈っていました。それがペップトークの始まりです。
今ではスポーツ以外にもビジネスや教育、家庭などさまざまなコミュニケーションの場で活用され、言葉の力が人を動かす教育法として注目されています。
ペップトークの基本の
「4つのステップ」
- ①「事実を受け止める」
相手の状況、状態を正しく知り、共感を示し相手の心を開いてあげる。 - ②「とらえ方変換をする」
今あるもの、出来ることに目を向けて、考えを前向きにさせるきっかけをつくる。 - ③「してほしい変換をする」
具体的に自らが成功しているイメージを抱かせる。 - ④「背中の一押し」
ときには熱く、ときには優しく、やる気を持たせる。
ペップトークによって、子どもたちのマイナスな思考や気持ちを切り替え、ポジティブなやる気を与えます。
ネガティブ表現をシンプルで
ポジティブな言葉へ
実は私たちが日常で何気なく使っている言葉の中には子どもたちのやる気をなくすことがあふれています。ネガティブ表現をポジティブ表現に変換してみましょう。
シンプルでポジティブな言葉を使って子どもたちを励ますコミュニケーション、これがペップトークなのです。
※詳しくは、一般財団法人 日本ペップトーク普及協会のホームページをご覧ください。
先生×子ども×保護者で
学びながらつくる
ペップ保育の輪
子どもたちも先生たちも授業で取り組んでいます
毎月1回、ペップトーク専任講師の倉部雄大先生に来ていただき、ペップ保育のクラス授業と先生対象のペップ保育研修会を行っています。クラス授業では、お友だちの良いところを発表するペップタイム、直接お友だちへ感謝の気持ちを伝えに行くありがとうタイム、チームでペップトークを話し合うグループディスカッションなどを行なっています。
みんなで楽しみながら授業を進めています
ペップカードでポジティブな言葉があふれる幼稚園に
園内ではペップカードに感謝などの言葉を書き留めて各所に掲示しています。先生から園児、園児から園児、園児から保護者へ…。「ありがとう」「ファイト!」「すてき!」などのテーマで人から人へ言葉を贈ります。
家庭でもペップトークを使ってみませんか?
20保護者の皆様を対象にした講演会を開催しました。これを機会にご家庭でもペップトークを取り入れてみましょう。