令和4年3月21日 卒園児母
ぶかぶかの制服に着られながら入園したあの日から、もう三年経つのかと思うと時の流れの早さを感じずにはいられません。
娘はこの3年間、肉体面でも精神面でも大きく成長しました。これもひとえに先生方のご指導のおかげであると感謝しております。
こばと幼稚園と聞くと、ヨコミネ式がクローズアップされ、体操や学習面での期待を持って入園される方は少なくないと思います。勿論それも一つの大きな魅力かとは思いますが、私は娘が、日々コツコツと努力をする事の価値、お友だちを大切にすること、感謝の気持ちを持つこと、目上の人に敬意を払ってお話しをきちんと聞く事、正しい方向の正義感等を学べた事が何よりの財産だと思っています。
特に年長児になってからは心の成長も伴って、親の私の方が、はっとするような鋭い意見や優しさに溢れた発言、家族の大切さや道徳的知識を披露してくれる機会が増えました。年少時には、越えなければいけないハードルが多くて倒れてしまわないかと心配しておりましたが、そのハードルを日々の努力で乗り越えて、そこから見える景色があるからこその発言だと感心させられます。
これがこばと幼稚園に通った彼女の本当の強みだと思います。
これから彼女が自立に向かう過程で、努力を積み重ねハードルを越えて、楽しく挑戦する人生の礎となった3年間、沢山の友だちと良い指導者に恵まれた巣立ちを、私は胸を張って迎える事ができました。
コロナ禍で何もかも変わってしまった教育現場、その中で最大限の経験を提供してくださった先生方の弛まぬ努力に敬意を表し、卒園生の親として心より感謝申し上げます。
3年間本当にありがとうございました。